東京都観光事業審議会に参加しました
1.開催内容
当協会は、2021年12月24日に開催された東京都観光事業審議会に参加しました。東京2020オリピック・パラリンピック終了後の観光産業振興のガイドラインとなる「PRIME観光都市・東京 東京都観光産業振興実行プラン〜観光産業の復活と持続的な成長に向けて〜(案)」は、「観光産業の復活と『サステナブル・リカバリー』の実現」を基本理念として、3つの戦略と7つの施策をまとめています。2021年12月21日に案が公開され、審議会での議論と並行して、1月19日まで、広く意見が募集されています。
2.当協会の発言
当協会からは、次の趣旨で発言しました。
●判断の難しい状況下であるにも関わらず、的確にまとめられたプランであること。今後、消費者動向と事業者動向を随時把握しながら、復活に向けた取り組みフェーズを着実に進めることが重要である。
●東京都は、世界屈指の都市であり、それにふさわしいPR、事業実施、観光資源の磨き上げを継続すべき。
●小売業は、重要な観光コンテンツの1つであるとの自覚を継続し、特に、早朝・深夜コンテンツ、富裕層への対応、消費効果への要請があると理解した上で、ショッピングツーリズムの振興に取り組む。
3.そのほか
他の委員からは、次の趣旨で活発な発言がありました。
●東京は日本の玄関であることの重要性
●コロナ禍での経験、オリパラ開催でのレガシーの活用
●その他、DX推進、MICE振興、バリアフリー対応、多摩島嶼の高付加価値化、深刻な影響下にある事業者支援先など
本プランは、2月頃に策定され、2022年度から23年度までの2年間の基本的方向性となります。当日の資料・議事録については、後日東京都の公式ホームページに公開される予定です。
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MAIL:pr@jsto.or.jp
- 情報戦略・広報部 池田大作
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