一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会

【月例会レポート】ミニセミナー「インバウンドサミット2023“チャンスを活かせ”で得たもの」株式会社MATCHA代表取締役 青木優 氏(2023.10.19)

【月例会レポート】ミニセミナー「インバウンドサミット2023“チャンスを活かせ”で得たもの」株式会社MATCHA代表取締役 青木優 氏(2023.10.19)

オンライン配信運営協力:株式会社エスケイワード(JSTO会員)

JSTOが主催する毎月恒例の月例会(セミナー&交流会)が10月19日、ハイブリッド形式にて開催しました。

1. 新津事務局長の耳より情報「2023年7~9月の訪日外国人旅行消費額は19年同期比117.7%」 

観光庁が発表した23年7~9月の訪日外国人旅行消費額(1次速報)は1兆3,904億円で19年同期比117.7%。3カ月としては過去最高。このまま客数が100%を越えなくても、2023年の消費額は完全に5兆円を超えてくる。これからクリスマス、年末年始、春節と本格回復していく中で日本の受け入れ体制をさらに整えていくことが重要。

2.ミニセミナー「インバウンドサミット2023“チャンスを活かせ”で得たもの」

インバウンドサミット2023とは?

日本最大級のインバウンド観光カンファレンス(主催:株式会社MATCHA)今年は9月27日に開催されました。当協会は今年も後援するとともに、初の地方都市サテライト開催を和歌山県串本町で実施運営いたしました。
【インバウンドサミット2023:9/27実施/総勢約40名登壇/参加者4200名(オフライン会場約400名)】

セミナー前半は、株式会社MATCHA代表取締役 青木優 氏より、ご登壇いただきました。

インバウンドサミットの11の学び

・インバウンド観光の広さと深さ

・日本の観光を国際スタンダードに

・顧客満足度→顧客ロイヤリティ(沖縄、ツェルマット)

・新しいディスティネーションの作り方(受け入れ)

・強烈なコンテンツとの連携

・観光ベンチャーへの投資機会

・地域と企業のビジョンのすり合わせの必要性

・HITひろしま観光大使

・オーバーツーリズムの新たな捉え方

・文化と観光の組み合わせ

・サテライト開催の発展性

これからの展開で大事にしていきたいこと

・国際スタンダードに向き合う(英語セッションも)

・日本における“インバウンド”のポジションを高める場に

・サテライト開催の実施と連携

セミナー後半は、和歌山サテライト会場のご報告を当日登壇くださった、鳥羽真司 氏(和歌山県東牟婁振興局長)、加藤麻理子氏(環境省吉野熊野国立公園管理事務所長)黒須宏志 氏(JTB総合研究所 フェロー)より、いただきました。

鳥羽さん:観光回復は実際にはじまっている、待っていてはダメとアドバイスいただきました。和歌山県の新しいキャッチフレーズ「聖地リゾート和歌山」を、しっかりとPRして根付かせていきたい。

黒須さん:若い方が会場の最前列で熱心に耳を傾けてくれていたのが一番印象に残っている。アフターコロナの中で、人がもたらす力はさらに重要性が増している。和歌山だけでなく、その土地その土地にある深い良い部分を、伝えていく上でも人の力は重要と、あらためて思いました。

加藤さん:国立公園のインバウンドのPRはこれからというところですが、日本の非常に素晴らしい自然と文化、そこに暮らす人々の生活の魅力を、しっかりストーリー性を持って発信していきたい。

3. JSTOからのお知らせ

(1)「バーチャル駐在ネットワーク」サービスを開始
支援 20ヶ国と連携し、訪日旅行者向けマーケティングを支援する「バーチャル駐在ネットワーク」サービスを、JSTOと株式会社ヒト・コミュニケーションズが共同展開。

詳しくはこちらhttps://jsto.or.jp/news/info-20231020/

(2)「第26回JNTOインバウンド旅行振興フォーラム」ヒアリングレポートを公開中

レポートはこちらhttps://jsto.or.jp/news/info-20231019jnto/

4. 次回の月例会開催予告

11月の月例会は、日本政府観光局(JNTO)企画総室長の平野達也さんをお招きして、「訪日マーケティング戦略で企業が取り組むべき重点事項」をテーマにお話しいただきます。

申込はこちら(会員限定)https://jsto.or.jp/news/info-231116/

引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

月例会レポート(印刷版)もご覧ください。

JSTO月例会(2023年10月19日開催)レポート

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本件に関するお問い合わせ
  • MAIL:pr@jsto.or.jp

  • 情報戦略・広報部 池田大作

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