【JSTOカレッジ】第2回セミナーの動画を配信しました。
8月28日(金)に開催した「JSTOカレッジ」第2回セミナーの内容を配信いたしました。
第2回セミナーのテーマは「今私たちができるPRプロモーション コロナ禍における国内外の情報発信」です。
ぜひご覧ください。
セミナーレポート
セミナーレポートを下記に掲載いたします。ぜひ動画と合わせてご覧ください。
情報発信の基本を「4つの考え方」をおさえて考える
基本的考え方その1
ターゲット(新しい顧客)を絞り込み、価格・商品・販売方法・宣伝PRの施策で新しい顧客づくり。
ターゲットを絞ることで、情報(コンテンツ)の見せ方、メディアを絞り込むことができ最適化される。
顧客にとっては、自身のために発信されていると感じる。
例:JNTOが取り組むタイの「I miss JAPAN」企画
・・・日本に行くことができないタイの人々(顧客)に、日本で楽しかった思い出をシェア。
タイの人々をターゲットに絞り込み、興味のあるコンテンツを選んだ事例。
「日本の○○が美味しかった!」
「日本ではじめて見た雪に感激した!」
例:高島屋が掲出した「SG50」ロゴ
・・・シンガポール建国50年に合わせ、シンガポールの人々にとっては歓迎の意が伝わる。
基本的考え方その2
情報発信のメディア選定「2×2」の考え方。
例:ロボットレストランの事例・・・都内数百のホテルに営業マンが直接訪問。
例:サイクリングツアー(里山エクスペリエンス)・・・口コミ、投稿、シェア
例:ドラッグストア・・・国内の在日外国人のお客様
基本的考え方その3
消費者の行動に合わせた情報発信。
従来の購買行動プロセス「AIDMA」(認知・興味・欲求・記憶・行動)から、AISAS(認知・興味・検索・行動・共有)の考え方。
「旅前・旅中・旅後」に近しい。
→ 今できることは2つ。
1.旅前の認知拡大・興味喚起、旅後の拡散の仕組みづくり。
2.共感、シェアにつながる情報発信の仕掛けづくり。
基本的考え方その4
情報発信はメディア選びだけでなく、いいネタ、いい編集、いいメディアを揃える。
例:いいネタ
・・・神奈川県庁のTokyo Day Trip。「東京に近い」ことが神奈川のウリであり、富士山、大仏、繁華街とターゲットを絞った。
例:いい編集
・・・中国でトレンドになっている、「任天堂switch(巣篭もり生活で顧客のニーズ)」や「大阪万博の新ロゴ(中国のweiboロゴに似ている関心事)」。日本と自国とを比較し、訪日ゲスト視点で表現を変えた情報発信。
例:いいメディア
→今できることは2つ。
1.お金をかけずに自社メディアを整備(公式WEB以上にSNSなどPOIで公式登録することが重要)
Googleマイビジネス、Apple マップ、百度マップ、Mafengwo、bing、Facebook、Instagram、アレクサ、Snapchat、tripドットコム、yelp…
2.コミュニケーションに挑戦
まとめ
コロナがおさまり訪日ゲストが戻ってきたときに慌てないように、情報を集める目、編集する目、お金をかけずに情報発信するメディアを準備しておく。
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