「Vponビッグデータインバウンドワークショップ IN 九州」のご報告
写真左より、Vpon Luke Chang氏、JSTO 新津、日本政府観光局 吉田氏、Vpon 篠原氏
2018年6月21日、JSTO会員企業のVpon JAPAN株式会社様が「ビッグデータがインバウンドに革新性をもたらす」をコンセプトに九州・博多にてワークショップを行い、当協会の専務理事/事務局長の新津 研一が特別ゲストとして登壇いたしました。
「デジタルマーケティングにまなぶインバウンド攻略のヒント!」と題して、訪日市場とEC市場・デジタルマーケティングの類似点と相違点についてお話いたしました。
異次元のスピードと規模で変化を続ける中国人ゲストや、LCCの激安航空券で来日する韓国人・台湾人・香港人ゲストなど、”ニュースや統計データでは読み取れない訪日外国人の実情”をお話したところ、日常的に韓国人ゲストを目にしている福岡の参加者からは大きな共感を得ることができました。
訪日市場とEC市場の共通点として、市場規模の大きさや顧客へのアプローチ方法があります。インバウンドの対応策としてもデータ分析、広告の両面でデジタルマーケティング利用の有用性をがある一方で、街に出て、リアルに訪日ゲストの動向を体感することや、福岡の街の魅力を見つめることの大切さについて解説しました。
参加者からは「単なる広告営業のスタンスではなく、訪日ゲストについてもっと知りたくなった」「今日の内容をすぐに自社の事業に生かしたい」などの声が聞かれ、とても有意義な会になったようです。
一方、デジタルマーケティングの雄であるVpon様がお持ちのソリューション「トラベルDMP」では旅行者の旅行頻度、滞在日数などの膨大なデータを保有しているため、「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」といった旅行客の状態に合わせて効果的にアプローチができます。
機械学習による予測と人間による知見を複合させ、より困難な課題を解決していくことが可能になっていくとお話されていました。
今後、訪日観光客が2018年には3,200万人、2020年には4,000万人、2030年には6,000万人と予測されています。中期的に成長する市場に向けてビッグデータを活用したインバウンドマーケティングの重要性を再認識することができるワークショップでした。
Vpon様の詳しいセミナーの様子はVpon様の公式ホームページに掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
※当記事は2018年6月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名等は、セミナー開催時のものになります。
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