【月例会レポート】ミニセミナー「観光庁補助金事業活用など全国のインバウンド取り組み事例」登壇:神林 淳 氏
オンライン配信運営協力:株式会社エスケイワード(JSTO会員)
JSTOが主催する毎月恒例の月例会(セミナー&交流会)が2月15日、ハイブリッド形式にて開催しました。
1. 新津事務局長の耳より情報
●中国圏のホリデーシーズン到来
・4月4日~6日清明節、5月1日~5日労働節
●JapanShoppingFestival(JSF)について
・JSFはじめての桜シーズンの開催
・桜シーズンは年度の変わり目にあたり、キャンペーンの機会が難しいが、インバウンドのピーク時期でもあるため今回チャレンジ
・桜シーズン=桜を目当てにきている、ホリデーシーズンよりゲストの意欲が高いと感じている
2.ミニセミナー「観光庁補助金事業活用など全国のインバウンド取り組み事例」
登壇:神林 淳 氏
セミナー内容
1.直近のインバウンド回復実態
・訪日来客数は2019年比で78.6%まで回復
※中国は年間で25.3%どまりにかかわらず。驚異的な回復!
・コロナ後、水際緩和措置が出遅れたため日本の外客水準は低い?
昨年10月以降に急回復。海外他国インバウンドに完全に追いついている
・コロナ後のリベンジ消費は落ち着いた?
訪日旅行者の消費単価は2019年を1とすると、現在も1.28と現在も消費を維持
・インバウンドの国別構成比が変わった?
欧米豪からのインバウンドが増えた印象があるが、12月、ヨーロッパからは2019年同月比を下回った。アメリカ・オーストラリアは120%でよく来ている。中国は徐々に右肩上がり。
・インバウンドでは今、都市部より地方が人気?
昨年9月を2019年に比較すると、大都市圏の訪日ゲストが133%、地方部は91%。現状はまだそうではないが、地方部の回復の伸び幅は大きい。
2.日本のインバウンド方針
・人口減少を迎える日本では「観光は成長戦略の柱、地域活性化の切り札」
・インバウンド回復戦略
3.令和5年度観光庁事業 取り組み事例
・観光再始動プロジェクト
・百貨店×インバウンド
・インバウンドコンテンツ事業について
4.令和6年度観光庁事業 活用ポイント
・特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上
・キーワードは「早朝・夜間の活用」「非公開・未公開」「非混雑エリア」
・これから挑戦できるものと留意するポイント
5.事業に臨む大事な視点
【再定義】地域の売りは何なのか?ゲストの視点とのズレはないか?
【掘り起こす】地域の隠れたリソースをみんなで探す、外の目線で新たな魅力的なリソースを探す
【マネをしない】・日本初というフック
【まかせる】外部の有力プレイヤーと組む・その地域が好きな人、相性のよいブランド、コンテンツ
【やってみる】やったことは正しく分析すれば負でも財産・最後は球数
3. JSTOからのお知らせ
(1)JapanShoppingFestivalがいよいよ3/15からスタート
参加店募集中!詳細は下記URLから
詳細はこちらhttps://jsto.or.jp/news/info-240207/
4. 次回の月例会開催予告
申込・詳細は下記URLから
詳細はこちらhttps://jsto.or.jp/news/info-240321/
引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。
月例会レポート(印刷版)もご覧ください。
JSTO月例会(2024年2月15日開催)レポート |
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