一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会

月例会レポート(2021年9月開催)

月例会レポート(2021年9月開催)

運営協力:株式会社エスケイワード(JSTO会員)

JSTOが主催する毎月恒例の月例会(セミナー&交流会)が9月16日、感染対策をした上でオンライン開催しました。注目のミニセミナーのゲストはアメリカ・ニューヨークからご登場。JTB USA,Incの田尾健二郎さんに、ワクチン接種の進展と経済活動の再開が進む米国市場の動向、その一方で見えてきた課題をお話いただきました。米国市民の感染対策の意識の変容、入国審査の現状など活発な質疑もありました。次回10月は会員企業の皆様はもちろん、非会員の方も参加OKなオープン形式で開催します。JSTOの活動に興味ある方はぜひお申し込みください。

1.新津事務局長の「耳より情報」

JNTOインバウンド旅行振興フォーラムに参加して

(1)観光庁が示したポストコロナのインバウンド施策キーワード、「地域で稼ぐ」ことが新たな目的に。

(2)JNTOの今後の強化施策「サスティナブル」。インバウンド観光で必ず取り組むべき対応の条件に。従来のインバウンドの基本施策、①地域資源の掘り起こし、②情報発信、③受け入れ環境整備から新たな4つ目の「持続可能」な取り組み追加の必要性。

(3)JNTO現地事務所の国別状況。

中国・・・冬季五輪、国家イベントによって訪日解禁が遅くなる見通し

韓国・・・積極的な訪韓プロモーション

欧米・・・国際観光の規制緩和が進む

2.ミニセミナー

(1)米国の市場動向

<ワクチン接種>

2020年4月ロックダウン、12月ワクチン接種開始(特定業種など限定)、2021年2月以降ワクチン接種層と会場の拡大、4月経済復活の兆しへ。

<レジャー>

・デルタ航空は、コロナ前の85%に回復。

・ヒルトンHotelは、全体で50%、レジャー部門で75%に回復。

・ハワイ、ラスベガス、フロリダ、国立公園など人気

(2)観光地・サプライヤーの状況

・優遇された支援策によって、労働者が市場に戻らず、働かない状況。深刻な人材不足。

・オンラインに移行した企業が好調。

(3)米国人の海外旅行意向

・5,6時間で移動できる欧州が主流。

・アジアは人気だが遠い。

・SDGs、サスティナビリティは重要なポイント。

・アジアと日本の違い、日本のアドバンテージとは。

3.JSTOからのお知らせ

(1)JSTOカレッジ 開催予告

日時:2021年9月24日(金)16:00~17:00


テーマ:インバウンド回復までのロードマップ

登壇者:観光庁 観光地域振興部長 大野達氏、JNTOロンドン事務所 所長 地主純氏

共催:一般社団法人日本百貨店協会

お申し込みはこちら

(2)JSTOカレッジ〜デジタル教室〜 開催映像を公開中!


テーマ:ペルソナ策定の重要性

登壇者:株式会社Soichiro 扇塚宇明氏

映像視聴はこちら

(3)JSTO登録講師を募集

会員の皆様の知見、ノウハウを必要としている自治体や企業に届けるため、講師・アドバイザーを募集しています。

詳細はこちら

(4)JSTO会員企業からの情報提供

▼中国最新動向レポート8月号(提供:株式会社BRAND JAPAN)

レポート記事はこちら

▼台湾女子図鑑「台湾女子の今の気分を知る9の質問」(提供:リフレクションズジェネラルオフィス株式会社)

レポート記事はこちら

(5)報道記事

NNN(共同通信グループ)「買い物旅行、反転への備え」

NNNサイトはこちら(記事閲覧希望の方はお問い合わせください)

4.次回月例会の開催予告


10月の月例会(セミナー&交流会)のゲストには、日本観光振興協会 審議役 岩本裕美さんをお招きします。コロナ禍において明確になったインバウンド客の嗜好(自然、環境に配慮したアクティビティ、公衆衛生など)についての情報発信施策の事例をお話をお伺いします。

お申し込みはこちら(JSTO会員限定)どなたでも参加OK!

月例会レポート(印刷版)もご覧ください。

JSTO月例会(2021年9月16日開催)レポート

ダウンロード 1.5MB

※JSTO会員の方は、月例会(セミナー&交流会)のアーカイブ映像をご提供しております。また、非会員の方で入会希望を検討される方は担当者よりご連絡差し上げます。以下までお問い合わせください。

お問い合わせ
  • MAIL:pr@jsto.or.jp

  • 情報戦略・広報部 池田大作

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