2022年JSTO新春セミナー開催レポート(要約版)
2022年度JSTO新春セミナーを1月26日、オンライン開催しました。今年のテーマは「地域で稼ぐ これからのショッピングツーリズムの役割」。田川博己会長の挨拶にはじまり、基調講演のほか、ショッピング、観光、地方、文化価値など多面的に掘り下げた活発なディスカッションが行われました。(運営協力:株式会社エスケイワード)
1. 新春のご挨拶
感染対策と経済活動の両立で、ツーリズム産業を守り抜く!
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 会長 田川博己
●国際観光の回復に向けて日本の水際対策の見直し、感染対策と経済活動を両立させてツーリズム産業を守る必要がある。
●世界の動きに足並みをそろえ、日本のインバウンド・アウトバウンドを含めた国際交流を前進させる必要がある。
●副会長を務める世界旅行ツーリズム協議会のWTTCグローバルサミット(フィリピンにて4月開催)で、日本の観光業界の声を代弁していきたい。
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会
会長 田川 博己
2. 基調講演
ショッピングツーリズムこそ、買物消費と地方連携を担う大きな役割
観光庁 観光地域振興部長 大野達 氏
明日の日本を支える観光ビジョン
「訪日外国人旅行消費額」と、「地方部での外国人延べ宿泊者数」の2つが、コロナ前の2019年時点でも達成度が6割だった。課題解決のためには、「地方」と「消費」が今後の重要なテーマである。本セミナーの「地域で稼ぐ」テーマは、観光庁が示す方向性と同じだ。
ショッピングツーリズムについて
ショッピングと観光は切っても切り離せない。ショッピングツーリズムは、ショッピングのための観光や爆買いに象徴されるモノ消費という狭義だけではない。産業や生業を体験して関心を持ち、地域産品を買い、地域のファンになる観光と買い物は連携の可能性があると提言。
3. パネルディスカッション
テーマ「地域で稼ぐ。これからのショッピングツーリズムの役割」
仙台ターミナルビル株式会社 代表取締役社長 松﨑哲士郎氏
「本物にこだわることが、稼ぐことにつながる」
地元産の木材や伝統工芸品、文化、地方の食などにこだわることが、魅力の創出と消費につながる。
株式会社和える 代表取締役社長 矢島里佳氏
「文化と経済が両輪で育まれるのが稼ぐ秘訣」
文化がないところは経済に限界が来る。美しく稼ぎ、経済で稼いだお金は文化に投資する。文化を育むことが次世代の豊かさにつながる。
当協会会長 田川博己
「継続的に売れるものを生み出すためには、ブランド化と銘品をつくることが大事」
ブランド化について、これまではマーケットインにこだわり過ぎた。これからはプロダクト側の価値を見直す必要がある。ショッピング
ショッピングツーリズムの役割について
1. 消費拡大による地域経済の活性化
2. 銘品や地域産業のブランド力向上
3. 市民参加によるシビックプライドの醸成
アーカイブ映像視聴お申し込み
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- 情報戦略・広報部 池田大作
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